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FGX-110

FGX-110

赤ラベルの最廉価版「FG-110」。メイプルサイド・バックの変り種FGである。FGといえばスプルースにマホガニー(もしくはナトー)サイド・バックというのが定番であるが、このモデルはそういった意味では珍しいのである。音も少し違ったニュアンスがある。

フォークサイズのFG-150の廉価版ではあるが、この音はスキである。硬めのバリンバリンした音は、かなり個性的で元気がいい。このサイズのギターにしては音量がある。
今回半ジャンク品を手に入れたので、思い切ってエレアコにしてみた。協力はもちろん、京都は向日市の「柾目ウッドメーカー」清田氏である。

まず、ペグを3連ギアから単体ギアペグに換装。これはFG-180についていたものを流用した。やはり3連のちゃちなものよりググっと個性が出る。無論、音もしっかりした。微妙ではあるが、音量が増した感じである。ペグだけでも音は変わるものだ。

そして、ピックアップは「APX-6」の純正ピックアップを移植した。ピエゾタイプなのでブリッジ下に穴を開け、ピエゾを通す。プリアンプとバッテリーをつける穴を開ける。清田さんはここぞの位置を決めて作成していってくれる。思いのほか、プリアンプがサイドのカーブにぴったりとはまり、純正品としても通用するくらい外観は収まっている。

ピエゾかましたので生音が若干心配であったが、そんなに生音が落ちることはなかった。やはりヘッドの外観がすっきりした。110純正ペグの白くちゃちな外観から、しっかりした外観へ変わった。

音はさすが純正ピックアップ。まるで問題なし。少しノイズが気になるものの、エフェクターかませばなんら心配のないレベルである。硬めの音質が気持ちいい。

全てのコストを入れても4万円以内。この時代の赤ラベルにはエレアコがなかったため、この1本は以外とレアである。ライブでも使っていきたいものだ。なにせボディーが小さいので、非常にラクである。

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