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FG-720S

FG-720S

スプルース単板になってかれこれ数年・・・FGは初心者モデルとして多くのミュージシャンに愛されてきた。ナトー・サイドバックのまさに廉価版ギター。他社の追随もあり、転換期を迎えていたのも事実である。

LLシリーズがモデルチェンジしたのをきっかけに、FGシリーズも刷新された。材はそのままであるが、ブレイシング・ネックジョイントの強化・ブリッジ形態等、フルモデルチェンジといえる進化を遂げた。

まず外見。まさにLシリーズと共に進化したという感じ。以前のFGとは大分違う外見となった。ピックガードも鼈甲柄に。ヘッドも光沢のある仕上がり、ブリッジはシャープな形態に。中のラベルも赤くなった(少しもっさい)。

しかししかし、外見以上に変わったのはその「音」である。以前モデルのFGは、そりゃ薄っぺらい音であった。されど、この新型はしっかり「ボリューム感」がある。そりゃ、LLシリーズとまではいかないが、低音もよく頑張っている。この価格でこの音質なら納得である。あの「軽い音」の旧FGに比べると、雲泥の差といえよう(少しオーバーかな)。ただ、あくまでも「低音はよく頑張っている」の世界である。

中を見るとバックセンターにブレイシングは無いし、つくりはさすがにちゃっちい。側柱もザツな作りがよく分かる。そして、かなり大掛かりにストロークしないと低音が響かない。ま、いた仕方なしってところか。表板のスプルースも単板であるが、目のつまりのない、ゆがみの見られるものである。ピックガードも白い台紙の上に貼られた鼈甲柄で、いかにもちゃっちいものである。

ローコストモデルなので、仕方ないが・・・。これを買うくらいなら、オークションで半値以下のFGを買った方がいいかも知れない。ルックスだけの問題かなぁ。

でも、この価格でこの音なら「買い」だなぁ。オークションで半額以下で手に入った。

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