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FG-401

FG-401

ブラックラベルが1年半くらいで終了。先細りヘッドはあっという間にヤマハの歴史から消滅することとなった。FG-2000の上位機種の座をLシリーズに託し、FGシリーズは入門機としての位置づけとなってゆく・・・。

ブラックラベル終了後に始まった「オレンジラベル」シリーズ。151から始まるシリーズで、最高でも50000円という価格設定。ウエスタンとフォークの2サイズを用意し、単板のモデルはなくなってしまった。オール合板、入門機としての新たなFGの挑戦であろう。

さて、このFG-401であるが、入門機としては十分過ぎるものを持っている。トップは合板ながらエゾ松。サイドバックはコーラルローズというハカランダに続くいい材を使っている。おまけに裏板は3ピースという、ルックスも重視したモデルとなっている。ペグにもトルク調整のネジがついており、しっかりした作りとなっている。バックストリップも凝った柄である。

音であるが・・・やはり「オレンジラベル」の音である。いい言い方をすれば「明るい音」である。特に高音弦の音はシャリーンとした気持ちのいい音である。悪い言い方をすれば「深みがまるでない」である。低音はそれなりにしか響かない。ブラックラベルまであった、あの「ズーン」とした重い低音はまったく影を潜めている。

ブリッジはブラックラベルに酷似している、大きいものが装備されているが、やはりブラックとは違う、新たなFGになっている。シリアルから見て’75年のもので、かれこれ30年経過しているが、まだ本来の音になっていないようだ。

特筆として、このギターは「重い」!!特にヘッドあたりに重さを感じる。赤・緑・黒とかなり軽量であったために、この重さは切に感じるところである。気軽に弾こうと思えない。「よっこらしょ」的な感覚である。

追伸:お馴染み「柾目ウッドメーカー」にて牛骨サドルナットに入れ替え。驚くほどに響くようになった音・・・。無論、音量も出ました。FGには、こうやって少しだけ素材のいいものにすれば驚くくらいに音が変わるモデルが多く見られます。

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