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FG-400J

FG-400J

赤ラベルから刷新されたグリーンラベル。その改良版としてブラックラベルとなった。短命モデルとして哀しき運命をたどるブラックラベル。私感ではあるが、ブラックラベルは同価格ラインの赤ラベルと比べても、上をいっていると思う。

グリーンラベルで不評だった(であろう)トルク調整のネジがペグに付けられた。ブリッジのカットも若干角度が違う。極太と思われたネックもグリーンラベルよりも若干スリムになった感もある。音はグリーンラベルも好評であった(であろう)ため、その後継モデルなので申し分ない。

この400J,コーラルローズが側・裏板に使われている。赤ラベル「350」緑ラベル「360」と、石油ショックの関係で同じ材でも価格が上昇していることがうかがえる。木材辞典で調べると「ハカランダの代用材として注目・・」と書かれている。それゆえに、響きはかなりいい。

もちろんオール合板なのだが、それにしても深い響きをする。ブーン、とボワーンの間の音である。これはサドルを牛骨にすればクッキリ感は出るだろう(オリジナルはチャチな樹脂)。

ストロークするとこれまた赤ラベル「350」凌駕する音質とボリューム。この、コーラルローズってものなかなかの代物である。単板モデルほどのハリはないものの、十分満足できる音質である。ペグはグリーンラベルの「先割れペグ」ではなく、改良が見られる。

こんないい音を出すものが今では1万円そこそこで落ちてゆく。いや、掘り出しものである。当時4万円のギター。今の価値では8万円くらいの中堅モデルであろう。不人気ではある先細りヘッドモデル。されど音質はこれにあらず!!

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