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FG-250J

FG-250J

短命政権であった「ブラックラベル」シリーズの廉価版に位置づけられる、この
200番台ブラックラベル。200Jでは黒い枠のどよどよしたクロマチックペグであったが、この
モデルからはしっかり(?)したクロマチックのペグである(おまけにこの価格帯にしてトルク調整付)。

短命政権なれど、赤・緑・黒の中で、音質的に一番好きなのはこの「黒ラベル」である。作りもしっかりしているし、緑ラベルの際に不評であったペグやネックを改良しているし、とにかく音量がある。ボゥーンと響く音はこの低価格帯でもしっかりしたものである。

このFG-250Jは、マホガニー仕様である。200Jとの違いはネックがマホかナトーかの違いである。もちろん両者とも合板ベニヤではあるが、200Jもけっこういい音が出ていた。

低価格帯のものなので、弦高がオリジナルではかなり高い。これで音量を出そうとしているのだろうが、30年あまり経ったギターに、そんなに弦高はいらない。低くてもしっかりとした音が出るからだ。

響きはまさに「ブゥーン」である。マホガニーらしい「ジャーン」って感じではない。180赤ラベルのような爆音ではない、落ち着いた音である。ストロークすれば、それなりの音量は出るので、決して赤ラベルには引けをとらない。

ブリッジの形状やネックの太さに若干、緑ラベル時代との違いが見られるものの、音的には緑ラベルに似ている。いい意味深い、悪い意味こもっている・・・て感じかな?

この「250J」にピックアップを着けました。ヤマハAPXのSYSTEM-26を移植。サドルナットは牛骨にしました。生音がそんなに犠牲にならず、それでいて意外とこのピックアップとの相性もよく、いい感じにアンプから音が出ております。

ギター本体は1万円ちょい、APXもジャンクで8000円。これでこのパフォーマンスは凄い。もちろん、作業はお馴染み「柾目ウッドメーカー」清田氏です。

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