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FG-180(ライトグリーンラベル)

FG-180(ライトグリーンラベル)

ヤマハのオリジナルモデル、元祖FG。ダイナミックギター完了の後、マーティンを徹底研究して出来た、フォークギターである。今さら説明はいらないであろう。伝説の鳴り(ってほどでもない)で一躍日本中を席巻した「赤ラベル」の、それよりも前のモデルである。そのボディーの中には、淡緑のラベルが貼られている。

希少価値だけで相場は10万を軽く越えていた。一時は15万円をも越える勢いの相場であった。されど、FGバブル崩壊の今、確実に相場は下がり、以前の赤ラベル程度の価格で落札することとなった。

さて、気になる「赤ラベル」との違いであるが・・・音的にははっきり言って、そんなに変わりはない。いわゆる「低音は薄いが轟音」の180の音である。外見上では、ペグがぽってり厚いとかヤマハロゴの字体が違うとか・・・であるが、音的には赤とほぼ同じといってもいいだろう(個体差はあると思います)。

このギターに10万円の価値があるか・・・私はないと思います。10万円あればもっといい、単板のLシリーズが購入出来ます。音は雲泥の差です。ペグはグラつく、ちゃっちいギア式ですし、ボロボロですし・・・でも、この「FG-180」には、他のギターにはない良さがあります。その良さが分かる人には、決して10万円でも高くないと思います。

「近所迷惑ギター」として有名なFG-180、本当にうるさいです。ガッシリストロークすると、まさに破裂音!バーンってくらい前に音が出ます。

本当に、それだけしかいいところはありません。でも、その音が「FG」なのです。

現行のLLシリーズやTHE FGと比べて、音に繊細さは無いと思います。が、元気のいいこの「赤ラベルサウンド」に魅せられると、それもまたいい音に聞こえるのです。

赤ラベル時代のFGは、本当に不思議な魅力があるます。それが分かる人にはいいギターだと思います。私も大切にしようと思っております。

FGに対する魅力のない方であれば、購入は見合わせた方がよいと思います。同じ値段で、現行のいいギターが買えますから。

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