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FG-150

FG-150

説明の必要もないであろうが、「ダイナミックギター」後の、YAMAHA(当時日本楽器)の最初のフォークギターである。FG-180と並んで、日本に留まらず世界で好評を博した、伝説のモデルである。

このモデルは「赤ラベル・三角ロッドカバー・YAMAHAロゴ」という中期のものである。フォークサイズのボディーは、今でいうところの「FS」シリーズのサイズである。形以外の材料は、FG-180と同一である。内部に防湿のニスが塗布されているのもこの時期のFGならでは。

さて、現行の「FS」サイズのギターを弾いてみると、それはもう安っぽい、薄い音がする。ジャンボ・ウエスタンサイズに比べて容積が小さいので仕方がないところなのかも知れないが・・・この「赤ラベル」に関してはこの公式は当てはまらない。小さいボディーながら、低音もしっかりとあり、ボリュームもなかなかのものである。胴全体を震わせて出すその音はまさしく「赤ラベル」である。私が言うところの「FGらしい、下品な音」である。

同サイズの「FG-110」と比較すれば、クリアーな音は110、響きは150ってところだろうか。メイプル(楓)仕様の110はどちらかというと硬めの音である。150はマホガニー仕様、やはりやんわりとした音量が魅力である。

サイズが小さいので抱え込みやすく、指弾きにいいのだろう。このサイズでピックをガシガシ・・・ってスタイルは、音的にも好ましくないのかも知れない。

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