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FG-450

FG-450

赤ラベルは’72年で廃盤となった。ラインナップ一新のためと、ヘヴィーゲージ弦の使用に耐えうるヘッド形態にするために、デザインも新たに「グリーンラベル」となる。その通り、ヘッドは先細りの形態となる。ペグが内側に追いやられるためにテンションが弱まった。ペグもロトマチックタイプとなり、オープンギアに比べて操作が易しくなった。

材質も、赤ラベルの180のマホガニーと違い、ローズ系の材を使用するモデルが多くなった。特にハカランダを使用したモデルが数種類出るようになった。この450番も、合板ながらもサイド・バッグ共にハカランダ。独特の縞模様がうかがえる。

このグリーンラベルってのは、赤ラベルに比べて人気がない。その原因としては・・・
①先細りヘッド形状が少々もっさく、デザイン的にどうか・・・。
②ペグはロトマチックになったが、先部分に溝があり外見的に少々もっさい。
③赤ラベルFGの出来があまりにも良く、人気が衰えなかった。その影に緑ラベルは・・。

しかし、私は「緑ラベル」と「黒ラベル」は、決して赤ラベルに負けない音を持っていると思います。赤ラベルに比べて、ジャッキリ感こそなくなったものの、ボリューム・深み・・赤ラベルよりも増していると思う。160番という低価格モデルでも、そのブーンと拡がる音はかなり気持ちがいい。合板なのに合板らしからぬ響きである。

この450は、ナット・サドルを「牛骨」に換えてもらった。少しこもった音が、こもりの中にクッキリとした音が入り、かなり気持ちのいい音となった。ズーンと響く低音。その中にハカランダチックな硬めの高音が混じる、奥深い音質である。

弦高も適度な低さで、しっかりした作りのこのギター・・・欠点としては「ネックが太い」ってことだ。THE FGで使用したカポを着けようとすると、かなり拡げないといけない。相対的に、緑と黒ラベルはネックがかなり太い。女性ではしんどいかも知れない。

最後に「ペグ」このシリーズのペグはいただけない。先割れペグは見た目にもチャチいし、純正ペグの重いわグラグラの作りやわ・・・要改善ポイントであろう。

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