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2011年7月14日 (木)

小噺「僕の彼女は幽霊さん」の真意

夏季限定、ライブでも8月にしかやらないネタがあります。

ミサハマ唯一の人情噺「僕の彼女は幽霊さん」。数年前に作りまして、昨年はじめて公の場でかけました。お涙頂戴とまでは行きませんでしたが、自身けっこう好きなネタです。

概略は・・・

ミサハマさんちに、ひょんなことから女幽霊が来ます。なんやかんやで一緒に暮らすことになったミサハマさんと幽霊さん。その2人(人・・?)がドタバタしながら迎える結論とは・・・!?

ウイングマンって漫画と、たち切れ線香という古典落語と、ミサハマさんの妄想を融合させた、ジョン・ウーもビックリの感動作です(?)。

しかし、この噺にはミサハマさんのいろんな思いがこもっております。

幽霊と人間・・・まさか合うはずもない2つが、一緒に暮らすようになって情が芽生え、いずれ愛情へと変わっていく・・・。噺は幽霊という設定で極端ですが、違った思いの人間も、暮らしたり話したり・・・コミュニケーションを深めれば、結びつくものであるということです。

高嶋イェ~イファミリーの長男が離婚するそうです。付き合って6日でプロポーズ、650人集めての披露宴て言うてましたかね?

離婚は別段、悪いものとは思いません。合わないもの同士が一緒に暮らして、幸せにはなれませんから。

でも、付き合って6日で結婚したもんが「性格の不一致」なんて言い訳して欲しくない。性格の不一致なんて、当たり前やんけ。違う個性の2人が一緒になるんやけん。それを他でカバーしあえるのが本当の愛であり、夫婦ではなかろうか?6日で性格なんてのは見抜ける訳もない。いろんな話をして、いろんな意見の相違が生まれ、それを解消していく。相違は相違で、その人の考えとして受け止める。自分の意見を押し付けるのは「エゴ」であり、それでは何も生まれない。

オヤジとオカンは、たまに喧嘩していた。お互いの不平を言うこともあり、聞かされたこともあった。「夫婦って、仲悪いもんなんや・・・」と子供ながらに思ったこともあった。

オヤジの心電図が「ピピピピピッ」を連呼して、0という数字がモニターに出た時、オカンは親父を揺さぶりながら「ケンちゃん!!ケンちゃん!!あかんで!!」と涙ながらに叫んでいた(ケンちゃん・・・親父の地元でのあだ名)。意識のないはずの親父の目には、明らかに涙がこぼれたであろう跡があった。

その時に「夫婦の絆」ってのを痛いくらいに知った。日頃、分かりあえてないような雰囲気の2人の間に、これほどまでの愛情があったとは・・・。それが30数年経過した夫婦が築きあげてきたものなのだと知った。

恋愛ってのは、そんな2人のスタートラインだと思う。雪だるまがコロコロ転がるうちに大きくなるように、いろんな思いが大きくなっていくのだと思う。その途中で雪がなくなることもあれば、割れてしまうこともある。

ただ、スタートを切らないと、雪だるまも大きくならない。

本題に戻ろう・・・

「お互いを知ることが大切」・・・という真意がこの「僕の彼女は幽霊さん」ってネタには含まれております。現実、幽霊と恋愛するなんてことはないと思いますが、現世でそんなことになったとすれば、やはりゆっくりとお互いを知っていくってことを大事にしたいと思います。

千里の道も、一歩から・・・。

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