« 1枚のタオル | トップページ | 空に唄う! »

2008年1月17日 (木)

6434 黄色の点滅信号

0117 13年前の1月17日早朝。私は京都でグースカ寝ていた。電話が鳴った。「なんやねん、こんな朝に?」オカンからの電話だった。「えらいこっちゃ。神戸がえらいことになっとる!」「はぁ??」「うちもヒビはいっとるで!」「何ゆーとるねん?」「とりあえず切るで。」

それ以来、オカンからの電話は止まった。

眠気眼でテレビにスイッチを入れた。なじみの阪神高速が倒れている。「!?」まるで状況が分からなかったが、テレビからの情報でようやくその惨憺たる現実を知った。

友人が中国から帰ってきた。キャンプガスを持たせた。彼の実家は神戸、少し休んでから神戸へと向かった。私もその後でバイクを走らせた。国道はすべて通行止めであったが、バイクは許可された。国道43号線を走る。道路はまるでモトクロスコースのようにデコボコになり、残骸が進路をさえぎっていた。

三宮駅に着いた。あんなに輝いていた三宮の街は、真っ暗であった。倒壊したデパートやマンション、ビルが物言わぬ姿で横たわり、黄色の点滅信号だけがチーカチカと明るかった。焚き火にあたる人々の顔を見るとさらに哀しみはこみあげてくる。

それ以来、黄色の点滅信号を見るだけであの光景が浮かぶようになった。

実家は幸いかなヒビが入っただけで済んだ。神戸に住む親戚のマンションは、地震をモロにくらい倒壊した。知り合いに犠牲者が出なかったことが幸いであった。

一瞬にして人々の生活を倒壊させる「自然の力」。

山登り素人の老人が、格好だけいっちょまえで山に入り、遭難する。

台風の大波を利用して、サーフィンしようとして波に飲まれる若者。

自然をなめてはいけない。山岳部の時、これだけは先生に厳しく言われた。晴れていてもすぐに変わる山の天気。酸素濃度が少なくなり、体調がおかしくなる。そう、自然は美しい姿を見せてくれる裏で、厳しい姿も見せてくれるのだ。

いつ起こるか分からない「自然災害」。普段の生活の中で、私も含めて皆忘れてしまう。それも「自然」なのかも知れない。地震予知が出来るようになるとか言っているが、そんなもの出来るわけないのだ。自然には勝てないのである。

自然に生きていれば、自然災害にも出会う。

いっそのこと、地球も自然の猛威によって一度全滅してもいいのかも知れない。そうすれば、地球も自浄力で元の気候に戻るかも知れない。人間こそ自然を崩壊させる要因なのだから・・・。

・・・って、「逆襲のシャァ」でシャア・アズナブルが言ってたなぁ~。

一理あるかも知れないと思った。

|

« 1枚のタオル | トップページ | 空に唄う! »

コメント

117ほんま衝撃的我が家の中古もかなり立て揺れそして横。。。早出の爺は息子に覆いかぶさりました。車中通勤時ラジオOO関西にて神戸震災!!今でも鮮明に記憶よみがえります!何でも70年にいっぺんは地震おきてる?昨年の中越地震!爺のとこも断層滞入ってる?明日はわからん今のうちに好きな事せんと!


投稿: shige爺 | 2008年1月18日 (金) 00時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 1枚のタオル | トップページ | 空に唄う! »