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2006年7月28日 (金)

下品な音たち

0728 休日である。昼まで寝ました。寝れるって幸せ~♪

昼からご飯を炊いて、洗濯して、お買い物。久しぶりに晴れの休日。ソフランが切れてる・・買っておかないと。フフフン♪と鼻歌交じりに洗濯を干す。

用事を済ませてしばしギターを弾く。久しぶりに部屋干しギターを総入れ替え。ちょうどいいタイミングなのでライトグリーンラベルの2本を出す。

FG-150は以前「柾目ウッドメーカー」清田氏によりチューニング済。小さいボディーで激しく鳴っている。それに引き換え180はまだ本領を発揮していない感がある。

・・・といった訳で、さっそく「柾目ウッドメーカー」を訪問☆

ひと目見るなり「う~ん・・」とは清田氏。私も少しは調整したネックであるが、やはりあまり良くない状態らしい。ナットサドルをとりあえず作り直すことに。牛骨をガリゴリ削って作業開始。汗だくで作業する姿を見ながら、技を少しずつ知識とする私。

けっこう反っていたネックを自分なりに調整し、清田氏に「けっこうまっすぐやん。」と言われてホっとした。サビをとって、ボディーもツヤツヤにした。あとはネックの調整とナットサドルの仕上げ・・・ここはまだプロの手に委ねようと思い、かけ込んだ訳である。

1時間強、作業終了。弦高は5mm強あったものが3.2mmまで下がった。

そして試奏。

キ、キタ~!!!!!FG-180の音だ♪

俗に言う、FG-180の「下品な音」である。もちろん、いい意味である。

ハカランダやローズ的、マーティンの音・・・煌びやかな音ではない。かと言って、ジャリジャリっと歯切れのよい、ギブソンの音でもない。低音はそないにきつくないが、前に「バーン」と出る、まさに爆発音である。元祖「ご近所迷惑ギター」の音である。

Eコードを弾いた瞬間に、あの180の音が戻っていた。バリバリ鳴るその音は、まさに「下品な音」、荒削りな轟音、これが「下品な音」である。今のYAMAHAのギターにはない音である。

ライトグリーンの2本は、堂々たる姿で部屋に並んでいる。2本とも、40年の歴史を経て今、私の部屋に鎮座している。その2本の音は、他のFGやLLにはない音を出す。確かにマーティンのような豪華さはない音である。ギブソンのように響きわたる音でもない。されど、そのFGの「下品な音」が好きなのである。決して上品でない、よそ行きの音ではない。聴く者を静かな世界に引き込む音ではない。

その「下品な音」には、高度成長期を熱く生きてきた、がむしゃらな日本が映し出されている・・・そんな気がする。そんな日本に私は憧れる。

だから私はFGを愛するのかも知れない。

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