ミサイル濱野
明日はライブだ。なんとか段取りよく今日を終えて、練習しようと思って出勤。午前11時、なにやら事務所が騒がしい。
「クレームだ~。」との声。どうもうちらしい。お客様とこちら側の間での考えの食い違いから、どうも今日なくてはならない商品が無いらしい。
上司はとりあえずお客様に事情を説明しに向かう。私はもう先を読んで、その商品の出所を探る。
「よ、米子・・・。」
さすがに落胆した。しかし、メーカーさんの配慮で神戸に商品があるそうな。私は開口一番「今から行きますから、用意して下さい。」神戸はある程度なら地理が分かる。
上司はもうすでに違う商品だの後日だのと行っているが、やるだけやって、あかんかったら諦める主義の私は「神戸に行って、もらってきます。」というな否や、車に乗った。
慣れた道だ。名神から阪神高速に。この時間なら渋滞はないとの読みは見事的中。あっという間に目的地へ。2時間で京都まで帰ってきた。たまたま今回はうまくいったが、こんなことがあってはならん、と改めて反省。
お客様はこの迅速な対応に感謝してくれたようで、なんとか了解を得ることが出来た。とりあえず事なきを得たのだが、そのツケは2時間という仕事量。結局危なく午前様になるところであった。
ミドリ電器の「ミドリちゃん」ではないが、まず「やってみます。」がモットーだ。世の中、なんとかせねばと思ったらいろんなアイデアが出るものだ。
神戸まで物をわざわざ取りに行く、という私の行動はあまりにも唐突であり、理解を得ることはなかったが、これでまた「ミサイル濱野ここにあり!」という伝説を残すことが出来た。私の仕事での「売り」はこれしかないからである。
あ~、しんど・・・。
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